子育て世代は投資を始めよう~お年玉の使い道

「今年のお年玉で何を買おうかな」
「なるべく使わないで貯金しなさいよ」


お正月になると、祖父祖母や親戚からお年玉として現金を頂きますよね。皆様は現金の扱い方を子供たちへどのように説明されているでしょうか?

子育て世代の皆さんが子供の時は、親から貯金するよう勧められましたよね。
確かに、1970年〜1990年代前半は銀行や郵便局の預貯金利回りが3〜7%と非常に高かったため、預けているだけで資産形成ができました。よって当時の子育て世代が子供に預貯金を勧めることは理にかなっていました。しかし現在は、非常に低金利のため(メガバンク:年利0.002%)、何年経ってもほぼ同じ額面です。このまま預貯金を一番に勧めていいでしょうか?

そこで我が家では、小学生と幼稚園児の子どもたちにお年玉の使い道をどうするか、次の3点を考えるようにしています。もちろんそれぞれのメリットとデメリットを付け加えて、選択は子供自身に任せます。


1. すぐに使う
 すぐに使うと、多少の満足感は得られるが、当然お金はすぐに消える。消費や浪費に該当。

2. 貯金する
 今欲しいもの・したいことは出来ないが、毎年貯めた分は増える。しかし低金利のため、銀行に預けてもタンスにしまっておいても、何年経ってもほぼ同じ額面のまま。インフレ(賃金上昇、物価上昇)があるため、実際には価値が減少する。

3. 株式(アメリカ)を買う
 時々暴落があるが長期的に見ると右肩上がりのため、将来的に使える額面が増える。インフレにも対抗出来る。世の中の流行や経済動向に興味を持つことができる。投資に該当。



大人でも急に手元にお金が入ると使い道に困りますよね。子供の頃からお金の使い道を考える機会があればいいなと思います。我が家では、昨年のお正月にも同じ質問をしています。昨年に投資した株式の値上がりや配当金を経験したため、今年も子供たち3人で相談してお年玉の2割を現金で手元に置いといて、残りの8割は株式に投資することを決めていました。


日々の生活の中で、親子一緒に投資について勉強できればと思っています。



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