子育て世代は投資を始めよう

  結婚して2人の生活が始まると、独身時代よりも大きめの新居に移ったり、車を買い替えたりと何かと生活水準を上げてしまいがちですよね。やがて子供が生まれて、さらに出費が増えて、気がつけば家計は火の車になっている、という方も多いでのはないでしょうか。そんな子育て世代の方に投資をおすすめします。

「投資=怖い」といったイメージを持つ方や、「難しそうで私には無理・・」と思われる方もおられるかもしれませんが、やってみると案外安全で簡単です。投資には、株式、不動産、貴金属、暗号資産、コレクションなどがありますが、おすすめは株式投資です。

株は簡単に言えば、会社を細かく分割した権利です。株を買う事は、その会社の所有者になる事です。会社には、中で働いてる人たちがいて一生懸命努力して業績を上げています。業績が上がると、株価が上昇します。会社で働いている人たちのおかげで、株の保有者は株を保有しているだけなのに資産が増えます。

しかし、短期的には業績が上がっても、時代の影響などで業績が低迷し消えていく会社も多数存在します。そこで、複数の会社にまとめて投資すると、倒産して株が消滅するダメージを軽減できますし、またこれから成長してくる企業に投資する事ができます。

先ほど、「投資は案外安全で簡単」と記載しましたが、実は条件があります。5~10年以上の長期間にわたって、株式市場全体に投資する事です。期間は長ければ長い方がいいです。株式市場全体というのは、例えば朝のニュースで出てくるダウ工業平均株価指数(アメリカ)や日経平均(日本)などです。ダウ工業平均株価指数や日経平均の過去の推移を示します。

ダウ工業株30種平均(NYダウ)と日経平均株価の比較

(マネックス証券ホームページより)

ダウ工業平均株価指数は、1993年から2019年までの期間に何回も下落をしながらも右肩上がりに上昇している事がわかります。1993年を100とすると、26年後の2019年には700を超えています。

子育て世代の方で、もし眠っていてしばらく使用予定がない預貯金があるなら、長期間・株式指数に連動する商品に投資してみませんか。始めてみると、資産が増えるだけではなく、世界経済と実生活のつながりもわかって面白いです。

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