子育て世代は投資を始めよう~下げ相場の時にどうするか


「昨日よりも5万円も下がってしまった。」
「S&P500も今回はだめだな。売ってしまおう。」


市場が下がると、お金を無くしたくないがために売りたくなりますよね。
恐れと不安が投資している人間を襲ってきます。

恐れと不安に支配されると、本来は持ち続けるべきなのにパニック売りをしてしまいます。

しかし、長い目で見ると市場(アメリカ)の価値は上昇し続けています。

パフォーマンスの推移グラフ
S&P500の推移 マネックス証券ホームページより


S&P500の1982年からの30年間のグラフでは、ブラックマンデー、ITバブル、リーマンショック、コロナショックなどの暴落がありましたが、長期間でみると右肩上がりに上昇しています。

誰でも、安い時に買って、高くなった時に売りたいものですが、今の株価が安いのか高いのか、今後どうなるのかを正確に判断することはできません。判断できる人は、非常に稀ですのでウォーレン・バフェットのように有名になれます。

子育て世代の方は、10年20年以上の長期間の投資を行うことになると思います。
確かに、S&P500指数やCRSP米国総合指数が下がり続けると、お金を損した気分になりますが、投資信託の口数やETFの株数が減っているわけではありません。長期的に見るとアメリカの成長企業の株式を安く買い足すことが出来るチャンスが到来していることになります。

下げ相場の時に、追加資金を投資することが長期的にはもっとも資産を増やすことになります。追加資金を投資できない場合でも、下がっている資産をパニック売りせずに持ち続けることが必要です。子育てと同じで長く、優しく、忍耐強く見守ることが大切です。






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