年の瀬恒例|米国高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)の12月分配金チェック【2025年】

 2025年12月の年の瀬です。

年の瀬の風物詩といえば、世間一般にはクリスマスや大掃除、初詣などでしょうか。一方で、米国高配当ETFに投資している身としては、「12月の分配金」も毎年楽しみにしているイベントのひとつです。


 以前から高配当ETFとして VYM、HDV、SPYD を取り上げてきましたが、今回は2025年12月の分配金をまとめてみます。

 今回の分配金は以下のとおりでした。

  • VYM:0.947ドル(前年同期比 ▲1.76%、前年 0.964ドル)

  • HDV:1.252ドル(前年同期比 +11.7%、前年 1.121ドル)

  • SPYD:0.549ドル(前年同期比 +0.5%、前年 0.546ドル)


VYMとSPYDはほぼ横ばいでしたが、HDVは大幅な増配となりました。

HDVはエネルギーセクターの比率が高く、構成企業の業績が比較的好調だった影響が出たように見えます。 

とはいえ、同じ高配当ETFでも増配・減配のタイミングは必ずしも一致しません そこで、過去3年間の年間分配金も確認してみました。

  • VYM:3.48ドル(2023年)、3.49ドル(2024年)、3.50ドル(2025年)

  • HDV:3.90ドル(2023年)、4.12ドル(2024年)、3.91ドル(2025年)

  • SPYD:1.83ドル(2023年)、1.87ドル(2024年)、1.96ドル(2025年)


 こうして並べてみると、VYMとSPYDは着実に分配金を伸ばしている一方、

 HDVは2025年に年間ベースでは減配となっています。

 12月の増配が少し霞んでしまう形ですね。

 ブラックロック(HDVの運用会社)には「もうひと頑張り」を期待したいところです。

 一方で、バンガード(VYM)とステート・ストリート(SPYD)には「グッジョブ」と言いたくなります。





 


 では、値上がり(キャピタルゲイン)はどうでしょうか

 この5年間(2020年12月〜2025年12月)で比較してみます。

  • VYM:91ドル → 144ドル(+58%)

  • HDV:87ドル → 122ドル(+39%)

  • SPYD:32ドル → 43ドル(+32%)

 値上がりは VYM > HDV > SPYD の順でした。


 次に、平均的な分配金利回りを

 VYM:2.4%、HDV:3.0%、SPYD:4.5%

 と仮定し、毎年分配金を再投資するとして、5年間を単純計算してみます。

  • VYM
    +58% × 1.024⁵ ≒ 65%

  • HDV
    +39% × 1.03⁵ ≒ 45%

  • SPYD
    +32% × 1.045⁵ ≒ 40%

 このシンプルな試算では、VYMが頭ひとつ抜けているように見えます。


 もっとも、今回は5年という比較的短い期間での話です。

 景気サイクルによって有利・不利になるセクターは変わりますし、どれか一つが常に正解というわけでもありません。

 そのため、我が家ではもうしばらく VYM・HDV・SPYDの3本を並行して購入し、分配金と値動きを楽しみながら様子を見ていくつもりです。


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