良い雪だるまと悪い雪だるま〜負債をなくして資産を増やす


「今月の支払いがピンチです」
「リボ払いしていますが、何か?」


車のローン、住宅ローン、教育ローン、リボ払いなど、世の中にはお金を多く支払う仕組みが存在しています。また魅力的な商品があふれているせいで、知らず知らずにうちについ高い買い物をしてしまいます。一方、なかなか投資には踏み切れませんよね。



良い雪だるまと悪い雪だるまを紹介します。





まずは良い雪だるまです。

「現金と投資のメリット・デメリット」で説明していましたように、現金は持っていてもインフレの影響で時間と共に価値が下がるため、すぐに使わない現金でS&P500指数やCRSP米国総合指数に連動する投資信託やETF(VOOやVTI)を購入しておきます。これらの指数は過去30年の実績では、年10%の利回りで増えています。インフレにも対応できて、放っておいても自動的に増えていきます。雪だるま式に資産が増えていきます。良い雪だるまですよね。

金融資産の他では、勉強、仕事のスキル獲得、読書、経験などの自分への投資は成長につながっていて、時間はかかるかもしれませんが雪だるま式に出来ることが増えていきます。能力は誰にも奪われることのない、自分だけの資産です。自分への投資も良い雪だるまです。



一方、悪い雪だるまはどうでしょうか。

冒頭にありましたように、ローンは数%の利回りですが、リボ払いだと10%を超えることも珍しくありません。負債が確実にこちらのお金を削ってきます。ローンやリボ払いが存在しているせいで、自身の購入可能な額を超えても買い物をしていませんでしょうか?ローンやリボ払いの利息が悪い雪だるまの正体です。




どちらの雪だるまも利息が原因です。利息が皆様の元に資産を運んできてくれるか、あるいは資産を抜いて行ってしまうかは、皆様の行動次第です。


資産形成期では、利息の大きな負債を無くして、少しでも投資に回せる資金を確保したいですね。ある程度良い雪だるまが育つまでは、身の丈にあった生活をしていく方が良さそうです。


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