ほったらかしで配当金がどんどん増える。増配する企業への投資がおすすめ!

投資をしようと思っても投資先がたくさんありすぎて、どこに投資すれば良いか迷いますよね。


投資先として、王道はインデックス(S&P500などの市場平均)だと思うのですが、配当金を増配する企業への投資もおすすめですので紹介したいと思います。


企業は、商品やサービスを顧客に売って、対価を得ます。この売り上げの一部を配当金として、その企業の株式所有者に配られます。株式を保有するだけで、企業に所属している方々が、一生懸命働いて生み出した利益の一部をもらえるなんて、すごい仕組みだと思いませんか?


もちろん、株価の低迷や企業の倒産といったリスクを株主は背負うことになりますが、10年20年先も存続すると考えられる企業であれば、投資先として安心です。


我が家で投資している3社を例に挙げてみたいと思います。米国最大の金融機関であるJPモルガンチェースアンドカンパニー(JPM)、世界最大級の電子決済企業のビザ(V)、スナックと飲料の世界的企業ペプシコ (PEP)の配当金推移を見てみます。

(*)過去のブログでそれぞれの企業の特徴を記していますので、ぜひ見てください!


2014年と2024年を比べます。


JPモルガンチェースアンドカンパニー(JPM)


JPモルガンチェースアンドカンパニー(JPM)の配当金履歴  マネックス証券ホームページより転載


2014年:1.58 USドル、2024年:4.6 USドルで2.91倍に上昇




ビザ(V)



ビザ(V)の配当金履歴  マネックス証券ホームページより転載


2014年:0.4 USドル、2024年:2.08 USドルで、5.2倍に上昇




ペプシコ (PEP)

ペプシコ (PEP)の配当金履歴  マネックス証券ホームページより転載


2014年:2.53 USドル、2024年:5.42 USドルで2.14倍に上昇




JPM、V、PEPとも共通して言えることとして、配当金が右肩上がりに増加しています。また10年前と比べると2倍以上に増加しています。普通に雇用されているだけでは、10年で給料が2倍以上になることは比較的稀だと思うのですが、増配する企業では、配当金が2倍になることは稀なことではないようです!

2024年8月現在の配当金利回りは、JPM(2.3%)、V(0.8%)、PEP(3.0%)とそれほど高いわけではありませんが、10年20年先であれば、現在よりも大幅に増加することが予測されます。

さらに配当金を再投資して株数を増やしておけば、初期投資金に対する配当利回りは、どんどん上がっていきます。






JPMで試算してみます!

配当金利回りは、現在と同じ2.3%とします。

100株持っていると、配当金を再投資すると1年後には1.023をかけて、102.3株になります。

10年後には、1.023を10乗して125.5株になっているはずですよね。

JPMは10年で配当金が2.91倍になっていました。そうしますと、初期投資金に対する利回りは、2.3x2.91x125.5/100で計算され、なんと8.4%になります。

為替の変動や税金は考慮していませんが、長期で保持しておくと、このように高配当になりますね。




購入時は、高配当でなくても、連続して増配する企業であれば、10年先にはかなりの高配当を期待できます!

ただし、業績が低迷して株価が下がると、配当金が増えてもトータルでみるとマイナスですので、長期的にゆっくりと成長し、株価が安定している企業が望ましいと言えます。


安定して利益を株主に配当金として還元している企業を探して、投資してみてはいかがでしょうか?




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