世界中で使えるクレジットカード、ビザ(V)に投資する

晴耕雨読 妻 作成


 ビザ(V)は、電子決済サービスの世界トップシェアの会社です。世界200か国で160以上の通貨取引を決済します。毎秒6万5千件の決済が出来るそうです。電子決済ができるお店でビザカードが使用不可能なんてこと、ないですよね。





電子決済サービスによって現金の手持ちが不要になりますし、高額の決済やオンライン決済などが可能となります。日常生活あるいは海外旅行も含めて、非常に重宝します。


ビザ(V)を含めてクレジットカード会社のビジネスモデルは、非常に優れています。決済インフラを提供し、消費者と販売者から手数料を徴収します。手数料がかかるものの、モノやサービスを購入したい消費者と売りたい販売者のどちらにもメリットがあります。


消費者のメリットとして、現金の手持ちがなくても決済出来ること、後払いが出来ること、オンライン決済にも使えること、その他には海外旅行保険が付帯していることなどが挙げられます。販売者のメリットとしては、顧客単価が上がる、客数が増える、計算違いが起きない、強盗に入られても大丈夫など、多数挙げられます。


では、ビザ(V)にとってのメリットはなんでしょうか。販売者から決済手数料として、売上の数%(2~5%程度)を徴収しています。また消費者からは、3回以上の分割払いやリボ払いにした場合に手数料を徴収しています。リボ払いだと15%とかなりの高い手数料を要求しますので、消費者としては、2回払いまでにしたいですよね。


一旦、決済インフラを作ると他の業種のように新たに工場を立てたりする必要がないため、効率的に稼ぐことが可能です。ビザ(V)の営業利益率は60%を超えており、驚異的です。売上高、EPS(1株あたりの利益)に関して、コロナ禍の2020年を除いて、10年以上に渡って順調に上昇しています。


投資対象として、非常に魅力的です。我が家では、サテライト部分として2016年からビザ(V)に小額投資をしています。取得単価は77.64ドルで、2023年1月現在で約218ドルですので、140ドル値上がりしています。取得単価に対して3倍近くになっています。世界人口が増加する限り、クレジットカードを使う人も増加するでしょうから、今後も値上がりが期待できます。


配当金に関しては、成長企業でもあり利回りは非常に低いです(2023年予想;0.9%)。配当金を目当てに投資する企業ではないように思いますが、順調に増配されています。我が家の取得単価に対する利回りは年々上昇し、2023年では2.3%です!


2017年 0.66ドル

2018年 0.83ドル

2019年 1ドル

2020年 1.2ドル

2021年 1.28ドル

2022年 1.5ドル

2023年 1.8ドル(予想)



皆様の財布にあるビザカードに投資しておくと、財布にお金を運んできてくれるかもしれません。


(この記事は、2023年1月8日に追記しています)




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