2022年8月、アボット・ラボラトリーズ(ABT)から配当金が支払われました。

 2022年8月18日に製薬会社大手のアボット・ラボラトリーズ(ABT)から配当金を頂きました。

Abbott laboratories(ABT)  晴耕雨読 妻作成


今回も配当金は、1株当たり0.47 USドルでした。昨年同時期では0.45USドル、2020年の同時期では、0.36 USドルですので毎年順調に増配されています。アボット・ラボラトリーズ(ABT)は配当貴族銘柄(25年以上、増配を維持)ですので、今後も増配が期待できます。4四半期毎に増配されていますので、次の増配は2023年2月でしょうか。


8月現在の株価は110.06USドルですので、配当利回りは1.7%です。


アボット・ラボラトリーズ(ABT)は、製薬会社でありながら、検査・診断にも力を入れています。新型コロナウイルス肺炎(COVID19)に対する診断検査である抗原キット「Panbio COVID-19 Antigenラピッドテスト」や、糖尿病患者の血糖測定器「FreeStyle リブレ」が有名です。このFreeStyleリブレを装着し、スマートフォンで血糖を測定することで、リアルタイムに主治医に血糖値を送信できる「FreeStyleリブレLink」というオンライン診療が可能となるアプリも登場しています。糖尿病は、デバイス・ITが治すようになるのでしょうか。


2022年7月(第2四半期)の決算発表は良好で、売上高や1株あたり利益が事前予想を上回っています。日本でも新型コロナウイルス肺炎の第7波が到来して、発熱外来ではコロナ抗原キットが大量に使用されています。また病院で測定することが困難な方のために、抗原キットがネットで購入できるようになっています。


しかし、好決算だった割には、株価はあまりさえません。乳幼児向け栄養製品の自主回収と製造中止、中国におけるデバイス事業の逆風などが原因として挙げられています。



我が家では、2020年からアボット・ラボラトリーズ(ABT)に、サテライト部分として少額投資しています。





たったの2株ですが、これまでの配当金の通算をグラフ化してみました。


ABT 配当金の通算



非常に少額ですが、順調に増えています。


我が家では、子供がお年玉やおこづかいを株式投資に回しています。小学生の次女が、医療に興味を持っているため、ヘルスケアセクターの銘柄としてABTを選択しています。今回もたった0.7 USドル(94円)ですが、非常に喜んでいました。株価があまり上昇しておらず、買い時と判断し、3株追加購入しましたので、次の配当金が楽しみです。




他の製薬会社と一味違った経営戦略を行うアボット・ラボラトリーズ(ABT)が、今後も成長する事を願っています。

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