2022年8月5日にアメリカ通信大手のAT&T(T)から配当金が支払われました。
これまで、高配当銘柄として多くの投資家がホールド(買い持ち)されていたと思いますが、4月にメディア部門をワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)としてスピンアウトしたため、5月分から大きく減配されています。
今回の配当金も5月と同様に1株あたり0.278 USドルでした。5月に47%の大幅減配となりましたが、依然として配当利回りは6.1%とかなり高いです。配当性向は58%ですので、余力は残っています。
我が家では、サテライト部分として2016年からAT&T(T)に投資しています。合計201株ですので、今回の配当で43.58 USドルを頂きました。
株価に関して、我が家の取得単価29.3 USドルに対して、2022年8月の株価は18.4 USドルですので、約37%の含み損となっています。我が家では、スピンアウトしたWBDの評価額を足しても約25%のマイナスになります。
これまでの配当金の履歴をグラフ化しました。
このままAT&T(T)のホルダーを続けるか、どうか。
おそらく、ホルダーの皆様も悩まれていますよね。
2022年8月現在、PERは6.7%とバリュエーションは低く、株価は低迷しています。ただ、今後も高配当が続いていくようなら、配当再投資を行うことで、割安な株を買い増やすことができます。そして、株価が改善すると大幅にリターンが上昇します。
ジェレミー・シーゲル著の「株式投資の未来」では、バリュエーションが低くて、配当金を生み出し続ける企業のリターンが、バリュエーションが高すぎるハイテク企業のリターンを上回ることが示されています。
我が家でも、ジェレミー・シーゲルの考え方を参考にして、しばらくAT&T(T)のホルダーを続けることにしています。皆様は如何されますでしょうか?
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