新NISAの成長投資枠は、米国高配当ETFと高配当株で決まり!

2024年から始まる新NISAでは、つみたて枠(年間120万)と成長投資枠(年間240万)が設定されています。

購入できる金融商品は、つみたて枠では投資信託のみで、成長投資枠では投資信託に加えて、ETFや個別株が購入出来ます。


私は、成長投資枠では「米国の高配当ETFと高配当株」を推したいと思います。


つみたて枠では、S&P500や全世界に連動する低コストの投資信託を購入することになるかと思います。一方、成長投資枠は投資する方の好みが反映されるかと思います。



米国高配当ETFや高配当株のメリットとデメリットをあげたいと思います。


1. メリット

高配当ETF(例えば、VYMHDVSPYD)は、配当利回りが3−5%程度あります。また高配当株や連続増配株(例えば、JPMTABTPEP)は、安定して配当金を払い出すため、生活の足しに出来ます。NISA口座ですので、日本国内分は課税がされません。さらに、成長投資枠は年間240万円X5年=1200万円であるため、なかなか手元資金で埋めることができませんが、配当金を再投資することで、元本として1200万円もかからなくなります

1200万円分を投資した後は、毎年3−5%の配当金(36−60万円)を生きている間、ずっともらうことが出来ます。また高配当ETFと高配当株は、長い目で見て増配されていますので、どんどんもらえるお金が増えます。

余った分は、特定口座に回して、再投資するとますます増えますね。ただし、特定口座では、米国と日本とで二重課税されますので、確定申告をして、米国内課税を取り戻す必要があります。

このように高配当ETFや高配当株では、延々と配当金をもらうことができますので、売却のタイミングを考える必要がありません。一方、投資信託や配当のないハイテク企業に投資する場合、売却して現金化しないといけませんので、たまたま現金が必要な時に暴落しているとマイナスになる可能性もあります


2. デメリット

NISA口座では、日本国内課税はされませんが、米国内課税(配当金に対して10%)はされます。そのため、日本株の配当金は完全に非課税に対して、米国株は米国内課税が残るため、不利となります。 

日本の高配当ETFや高配当株に投資するか悩むところです。今後の人口動態(日本は減少、アメリカは増加)を考えると、株価上昇や増配において、アメリカ株に分がありそうです。

ただ日本人としては、カントリーバイアスもあり、祖国日本を応援したい気持ちもあります。




自分としては、成長投資枠には高配当ETFであるVYM・HDV・SPYDを中心に、高配当あるいは連続増配株(JPM・KO・PEP・MO・CSCO・ABBV・ABT・TROW・T・SBUX)に投資して、投資を楽しみたいと考えています。



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